今からは少し昔の話。
まだ大阪に洋食がなかった頃、明治維新が終わり、文明開化、大正モダン全盛の頃に生まれた初代「金次郎」は東京銀座の老舗洋食店で修行した後、老舗ホテルの料理人になりました。
やがて戦争の混乱の中、大阪の企業に料理長として招聘され、当時めずらしかった料理教室や料理番組の出演等、料理研究家の方々と共に戦後の大阪の洋食文化の発展に尽力しました。
その後引退し一号店をオープン。地域の皆様に愛されました。
それから約五十年初代・二代目・三代目を、今となってはとっても懐かしい味を今でも変わることなく大切に伝え守り続け「紅梅ダイナー」此処にオープン致します。
今も昔もこれからも、奇をてらわず昔の味と料理人の心を大切に一所懸命まじめにコツコツ、日々研鑽を積んでまいる所存でございます。
紅梅ダイナー
店主